サステナブルな子育てって、なんだろう?
こんにちは
今回は「サステナブルな子育て」というテーマでお話ししたいと思います
「サステナブル(sustainable)」という言葉は、最近よく耳にするようになりましたね。直訳すると「持続可能な」という意味ですが、子育てに置きかえると、こんなふうにも言えるかもしれません。
親も子も、がんばりすぎず、ほどよく幸せに子育てできる未来志向の関わり方
そんな子育てが、これからの時代にとって、とても大切なことだと私たちは考えています
サステナブルな子育て、3つの視点
「サステナブルな子育て」とは何か?
すこし具体的に考えてみると、3つの視点から捉えることができます
① 子どもにとってのサステナブル
子どもにとっての「育ちやすさ」って、どんな環境でしょうか?
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「失敗しても大丈夫」と思えること
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「できない」が責められず、「助けて」が言えること
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「こうしてみようかな?」と自分で考えて動けること
そうした経験の積み重ねが、「自分らしく生きる力」を育てていきます
「できる」ことを増やすだけでなく、「できない」ときにどう関わってもらえるか――
それが子どもの心の土台になると、私たちは信じています
② 保護者にとってのサステナブル
子育ては、とても尊い営み。
でもそれは、同時にとても大変なことでもあります
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「こうすべき」と思いすぎて、苦しくなる
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「もっとちゃんとできたはず」と、自分を責めてしまう
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周りに頼れず、がんばりすぎてしまう
そんなときは、少し立ち止まって、こんなふうに考えてみてください
子育てはマラソンのようなもの。完璧じゃなくていい。
長く続けていけることがいちばん大事。
肩の力を抜いて、自分自身の気持ちも大切にしながら、
「ちょうどいい子育て」を一緒に見つけていけたらと思っています
③ 地域・地球にとってのサステナブル
子育てって、家の中だけで完結するものではありませんよね
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近くの自然とふれあう
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使い捨てを減らして、モノを大切にする
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地域の人とあいさつを交わす
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困ったときに「手を貸して」と言えるまちづくり
こうした小さな積み重ねが、子どもたちの未来や、地球の未来にもつながっていくのだと思います
事業所としてできること
私たちの事業所でも、「サステナブルな子育て」の視点を少しずつ取り入れていきたいと考えています
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子どもが安心して失敗できる関わり
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保護者が「相談しても大丈夫」と思える関係づくり
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環境に配慮した運営(不要なおたよりを減らしてデジタル化を進め、紙や連絡の負担削減や自然遊びの導入など)
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地域とのつながりを育てる取り組み
「未来を見据えて、今に手を差し伸べる」
そんな支援を、これからも大切にしていきたいと思います
最後に
子育てって、本当に一人ひとり違います
正解も、マニュアルも、完璧も、ありません
でも、「 “続けていける子育て” なら、きっとあります」――
つまり、無理なく、あきらめず、続けていけることが、いちばん大切なのではないでしょうか
あなたの子育ては、ちゃんと意味がある
私たちは、そう信じています