迷ったときに開いてほしい ―「Live with Balance」ってどんな姿?

🌿 第1回|「Live with Balance」ってどんな姿?

― “健康・生活”をBlue Birdの言葉で見つめてみる ―

月1回お渡ししている、Blue Birdのモニタリングシート
保護者の方に記入していただく欄は、あえて白紙のままにしています
それは、
「こう書いてください」という“正解”を押しつけたくないから

でも同時に、
「何を書いたらいいのか正直わからなくて…」
「これで合っているのかな」「見当違いなことを書いていないかな」
と、知らないうちに“無言のハードル”を感じさせてしまっている方もいるかもしれません

「何を書けばいいのか分からなくて、負担になっていないだろうか」
そんな思いが、私たちの中にもあります

このページ(記事)は、
「こう書いてください」という正解を決めるためではなく、
「こんな見方もあるんだな」と視点を増やすためのガイドです

「こんな見方もあるんだな」
そう思ってもらえたら、それで十分です

“上手に書くためのもの”ではありません
ご家庭での自然な姿、ふと気づいたこと、心にひっかかったこと――
それこそが、いちばん大切にしたい“ことば”です

第1回は、
① 健康・生活=「Live with Balance」 です


🕊 「Live with Balance」= 自分らしいペースで生きる力

国の5領域でいう「健康・生活」は、
食事・睡眠・排泄・身支度・生活リズムなど、
いわゆる“日常生活の土台”にあたる部分です

Blue Birdではこれを、
「Live with Balance(自分らしいペースで生きる)」
という言葉でとらえています

ここで大切にしているのは、

  • きちんとできているか

  • みんなと同じようにできているか

ではなく、

  • ✅ その子なりのリズムで過ごせているか

  • ✅ 無理をしすぎていないか

  • ✅ 心と体のバランスは今どうかな

という視点です


🌱 こんなことも、立派な「Live with Balance」の気づきです

モニタリングに書く内容は、
特別な出来事でなくて大丈夫です

たとえば――

  •  朝の支度に少し余裕が出てきた

  •  眠くなると、前より早く教えてくれるようになった

  •  疲れたときに、自分からソファで休めるようになった

  •  食べられるものが一つ増えた

  •  休日のリズムが少し整ってきた

  •  外出後の切り替えが、前よりも楽そうに感じた

どれも、「できた・できない」ではなく、
“今のその子のバランス”を映した大切なサインです


✏️ 上手に書かなくて大丈夫です

モニタリングの記入は、

  • きれいな文章でなくても

  • まとまっていなくても

  • 箇条書きでも

  • 「なんとなくそんな気がする」でも

まったく問題ありません

「先月より、少し落ち着いている気がします」
「疲れると甘えが増えるみたいです」

そんなひとことが、
支援の方向を考える大きなヒントになることも、たくさんあります


☘️ 「整える力」は、ゆっくり育つ力

生活のリズム、体の使い方、休める力、気持ちの切り替え
これらはどれも、すぐに“成果”として見えるものではありません

でも、

  • ✅不安が少し減った

  • ✅泣く時間が短くなった

  • ✅立ち直りが少し早くなった

そんな小さな変化の積み重ねが、
その子の「生きる土台」を、少しずつ整えていきます


🕊 おわりに|気づいたことが、もう十分な“ことば”です

「何を書けばいいかわからない」

そう感じたときは、
“うまく書こう”としなくて大丈夫です

✔ ちょっと気になったこと
✔ 少し安心したこと
✔ なんとなく引っかかったこと

それだけで、私たちには十分すぎるほどの情報です

家庭でしか見えない姿があるからこそ、
Blue Birdの支援は、よりその子らしいものになっていきます


🌿 それぞれの視点を、1つずつ丁寧に解説した記事

月1モニタリングに迷ったとき、
ご家庭での関わり方を考えるヒントとして、
どうぞ必要なところだけ拾い読みしてみてください

  • 第1回:Live with Balance
     → 生活リズム・体調・安心の土台を見つめる視点
     👉 [記事を読む

  • 第2回:Move & Feel
     → 体の動きや感覚、安心と不安の感じ方の視点
     👉 [記事を読む

  • 第3回:Think & Grow
     → 考える力・切り替える力・揺れながら育つ姿の視点
     👉 [記事を読む

  • 第4回:Speak with Heart
     → ことば・目線・しぐさも含めた伝える力の視点
     👉 [記事を読む

  • 第5回:Connect & Belong
     → 人との距離感・安心できる居場所づくりの視点
     👉 [記事を読む

この5回のシリーズは、
上手に書くための正解集ではありません
専門的に理解するための解説書でもありません

ご家庭での、何気ないひとコマを、
「それも大切な育ちなんだ」と感じてもらえる――
そんな時間になればいいなと思っています

白紙の保護者記入欄が、
「不安な紙」から、「そのままの姿を書いていい紙」へ
そっと変わっていきますように