迷ったときに開いてほしい ― 「Move & Feel」ってどんな姿?

🌿 第2回|「Move & Feel」ってどんな姿?

― “運動・感覚”をBlue Birdの言葉で見つめてみる ―

「運動・感覚って、ちょっとむずかしそう…」

そう感じる方も、きっと少なくないと思います。
でもBlue Birdでは、この領域をとてもシンプルに――

「Move & Feel(動いて、感じる)」

という言葉で大切にしています

ここで見ているのは、
いわゆる「運動の得意・不得意」や、
上手さ・不器用さだけではありません

  • ✅ 体をどう使っているか

  • ✅ どんな感覚を心地よく感じているか

  • ✅ どんな刺激が苦手かな

  • ✅ 今、どんな動き方が安心かな

そんな “体と心のつながり” を、そっと見つめる視点です


🕊 「動き」には、その子の“今”があらわれます

走る、跳ぶ、登る、座る、寝転ぶ、揺れる、触る――
子どもたちは、体を通して世界と出会っています

たとえばこんな姿も、「Move & Feel」の大切な気づきです

  •  以前より、転ばずに歩ける距離が伸びた

  •  高いところに登るのを、少し怖がらなくなった

  •  大きな音でびっくりしても、立ち直りが早くなった

  •  ベタベタする遊びを、前より嫌がらなくなった

  •  抱っこされると、力が抜けるようになった

  •  触って確認してから動くことが増えた

どれも、
「その子の体と感覚が、今どう感じているか」
を教えてくれる、大切なサインです


🌱 「苦手」も、その子の感じ方のひとつ

音、光、におい、触感、人の距離――
子どもによって、「心地いい」「ちょっとしんどい」の感じ方は本当にさまざまです

  •  大きな音が苦手

  •  服のタグが気になる

  •  すぐに体が疲れる

  •  じっとするのがしんどい

これらは「できないこと」ではなく、
“その子の感じ方の特徴”です

その特徴がわかってくることで、
関わり方や環境の整え方が、少しずつ見えてきます


✏️ モニタリングには、こんなひとことでも大丈夫です

  • 「最近、よく体を動かしたがる気がします」

  • 「疲れるとゴロンと横になることが増えました」

  • 「音に対して、前より落ち着いているように感じます」

  • 「抱っこされると、安心して力が抜けるみたいです」

専門的な言葉はいりません
“見たまま・感じたまま”が、いちばんのヒントになります


🕊 おわりに|「動き」は、こころの声でもあります

子どもの動きには、
言葉にできない気持ちが、たくさん込められています

元気いっぱいに動く日もあれば、
そっと静かに過ごしたい日もある

そのどちらも、その子の大切な「今」

「今日はどんなふうに、体で世界を感じていたかな?」
そんな目で見てもらえると、モニタリングはもう十分です


🌿 それぞれの視点を、1つずつ丁寧に解説した記事

月1モニタリングに迷ったとき、
ご家庭での関わり方を考えるヒントとして、
どうぞ必要なところだけ拾い読みしてみてください

  • 第1回:Live with Balance
     → 生活リズム・体調・安心の土台を見つめる視点
     👉 [記事を読む

  • 第2回:Move & Feel
     → 体の動きや感覚、安心と不安の感じ方の視点
     👉 [記事を読む

  • 第3回:Think & Grow
     → 考える力・切り替える力・揺れながら育つ姿の視点
     👉 [記事を読む

  • 第4回:Speak with Heart
     → ことば・目線・しぐさも含めた伝える力の視点
     👉 [記事を読む

  • 第5回:Connect & Belong
     → 人との距離感・安心できる居場所づくりの視点
     👉 [記事を読む

この5回のシリーズは、
上手に書くための正解集ではありません
専門的に理解するための解説書でもありません

ご家庭での、何気ないひとコマを、
「それも大切な育ちなんだ」と感じてもらえる――
そんな時間になればいいなと思っています

白紙の保護者記入欄が、
「不安な紙」から、「そのままの姿を書いていい紙」へ
そっと変わっていきますように