迷ったときに開いてほしい ―「Speak with Heart」ってどんな姿?

🌿 第4回|「Speak with Heart」ってどんな姿?

― “言語・コミュニケーション”をBlue Birdの言葉で見つめてみる ―

「言葉が増えました」
「まだあまり話しません」

“言語・コミュニケーション”というと、
どうしても「話せる・話せない」「語彙が増えた・増えない」といった
“結果”に目が向きやすいかもしれません

でも、Blue Birdが大切にしている
「Speak with Heart(心で伝える)」 という視点は、
もう少し手前のところを見つめています

  • ✅ 伝えたい気持ちは、今どんな形かな

  • ✅ 声じゃなくても、伝えようとしているかな

  • ✅ 安心して伝えられているかな

「話す」だけが、コミュニケーションではありません


🕊 ことばの前にも、たくさんの“伝える”があります

たとえば――

  •  目を見て、じっと見つめてくる

  •  指をさして、何かを知らせようとする

  •  手を引いて、連れていこうとする

  •  表情で「イヤ」「うれしい」を伝える

  •  声は出なくても、体で気持ちを表している

これらはすべて、立派な
「Speak with Heart(心で伝えている)」姿です

ことばになる前にも、
子どもたちは、もうちゃんと“伝える世界”の中にいます


🌱 「伝えたい」が育つと、ことばはあとからついてきます

大切なのは、

  • 「正しく話せるか
     上手に説明できるか
     ということよりも、まず、」

  • ✅ 「伝えたい気持ち」があるか

  • ✅ 「伝えていい」と思える安心があるか

この土台が育っていくことで、
ことばは、その子のタイミングで、少しずつ形になっていきます


✏️ モニタリングには、こんなひとことでも大丈夫です

  • 「指さしが増えた気がします」

  • 「イヤなときに、泣く前にこちらを見るようになりました」

  • 「“ちょうだい”のしぐさが伝わるようになってきました」

  • 「表情で気持ちがわかりやすくなった気がします」

ことばが増えなくても、
“伝え方が変わってきた”という気づきは、とても大切です


🕊 おわりに|「伝えたい」は、生きる力そのものです

うれしい、かなしい、イヤ、たのしい、こわい――
どんな気持ちも、
「伝えたい」と思えること自体が、もう大きな育ちです

モニタリングには、
その小さな「伝えようとする一歩」を、ぜひ書き添えてみてください


🌿 それぞれの視点を、1つずつ丁寧に解説した記事

月1モニタリングに迷ったとき、
ご家庭での関わり方を考えるヒントとして、
どうぞ必要なところだけ拾い読みしてみてください

  • 第1回:Live with Balance
     → 生活リズム・体調・安心の土台を見つめる視点
     👉 [記事を読む

  • 第2回:Move & Feel
     → 体の動きや感覚、安心と不安の感じ方の視点
     👉 [記事を読む

  • 第3回:Think & Grow
     → 考える力・切り替える力・揺れながら育つ姿の視点
     👉 [記事を読む

  • 第4回:Speak with Heart
     → ことば・目線・しぐさも含めた伝える力の視点
     👉 [記事を読む

  • 第5回:Connect & Belong
     → 人との距離感・安心できる居場所づくりの視点
     👉 [記事を読む

この5回のシリーズは、
上手に書くための正解集ではありません
専門的に理解するための解説書でもありません

ご家庭での、何気ないひとコマを、
「それも大切な育ちなんだ」と感じてもらえる――
そんな時間になればいいなと思っています

白紙の保護者記入欄が、
「不安な紙」から、「そのままの姿を書いていい紙」へ
そっと変わっていきますように