帰省×特性のリアル対策

—— 親も子も “つかれすぎない夏” にするために ☀️🏠

「そろそろ帰省の準備しなきゃ」
そう思った瞬間から、少しそわそわしてしまう
荷造り?渋滞?親戚づきあい?
……いや、それよりも「この子、大丈夫かな」って

たくさんの保護者の方と話していると、
“帰省” というイベントが、特性のあるお子さんにとって
一種の “大イベント” であることがよくわかります


◆ 帰省って、こんなに “非日常”!

普段の生活リズムとはちがう時間に起きたり寝たり、
知らない匂い、初対面の親戚、いつもと違うごはん🍛、
慣れないトイレやお風呂場🛁、移動中の渋滞🚗💦

小さな変化が連続する「帰省」は、
お子さんにとって予想以上の負荷になることも

しかも、特性があると「変化に強くない」「予定が読めないと不安」
「感覚過敏で刺激を受けやすい」など、
“帰省に向かない” 特徴をもつ子も少なくありません


◆ よくある “あるある”

🔸急にテンションが高くなって夜寝なくなる
🔸ずっとおもちゃで自己刺激してる
🔸いきなり泣き出す・怒り出す・無言になる
🔸親戚とのやりとりでうまくいかず気まずくなる
🔸親が気を使いすぎて疲れ切ってしまう…💦

どれか一つでも「あるある…」と感じた方、
この夏は【リアル対策】、してみませんか?


◆ 帰省前にできる3つの準備 🎒

「おやくそく」を一緒につくっておく
→「夜は〇時に寝ようね」「声が大きくなったら△△しようね」など、
“お互いの安心” を事前に確認。
とくに「〇〇していい」「〇〇は禁止」は事前の可視化が効果的👌

“安心アイテム” を準備しておく
→音に敏感ならイヤーマフやノイズキャンセリングヘッドホン🎧、
においが気になる子には好きなタオルやハンカチなど🌿
普段のお守り的アイテムを持たせるだけで、安心感が段違い

親戚・家族に “ざっくり共有” しておく
→「最近、音が苦手なので」など、
一言伝えておくだけでも、親の緊張は軽くなります


◆ 帰省中に意識したいこと 🧭

✔ 無理に “ふつう” を目指さない
→「他の子はできてるのに…」と思わないで◎
その子にとっての “安心できる過ごし方” が一番大事

✔ 一人になれる時間・場所をつくる
→いったん離れてクールダウンできるスペースや時間、超重要です

✔ 途中で帰っても、いい
→何日いなきゃ…という縛りより、家族が “崩れない” ことを最優先に


◆ 帰省は、“特性” を知ってもらうチャンスにもなる 🌱

「こんなとき、こうすると落ち着くんです」
「普段の生活ではこんな支援を受けていて…」など、
親戚との時間を使って “共有の場” にすることもできます

完璧じゃなくていいんです
ただ、「この子なりの過ごし方があるんだな」って、
伝わるだけでも、すごく大きな一歩✨


◆ さいごに:夏の “無理” は、秋に響く

帰省が終わってからガクッと体調を崩したり、
情緒が不安定になるお子さんも少なくありません

だからこそ、夏の帰省は「がんばりどころ」じゃなくて、
“無理をしない知恵” を育てていく時間にしていけたら🍃

大丈夫。
あなたの感じている “気がかり” は、きっと正しい
少し先回りして備えるだけで、
お子さんも、あなた自身も、ずっとラクになりますよ
気をつけて、いってらっしゃい!

🗓【定休日・夏季休業のお知らせ】

当事業所は、水曜・日曜・祝日が定休日となっております

また、夏季休業期間として、
2025年8月13日(水)〜8月17日(日)まで
お休みをいただきます

休業期間中のお問い合わせにつきましては、
8月18日(月)以降、順次対応させていただきます🙇‍♀️

ご不便をおかけしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします

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