夏休み前に知っておきたい! おうち療育のコツとヒント
■ はじめに
もうすぐやってくる夏休み
「普段のリズムが崩れそう…」
「おうちでどう過ごしたらいいんだろう…」
そんなふうに感じている保護者さんも多いのではないでしょうか
でも、大丈夫
おうちの中でも、無理なくできる “ちょっとした療育” はたくさんあります
難しいことや、専門的なことをやろうとしなくて大丈夫
今回は、普段の生活の中で取り入れられる「おうち療育」のヒントをお届けします
■ 「おうち療育」ってどんなこと?
✔ 子どもの特性や発達に合わせて
✔ 楽しく、無理なく
✔ 日常の中で「できた!」「わかった!」を感じられる関わり
特別な道具も、特別な時間も必要ありません
いつもの「遊び」や「お手伝い」が、実は子どもの成長につながっていきます
■ おすすめ!おうちでできる療育のヒント
🕒 生活リズムを守る
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「休みだけど、朝は〇時に起きる」「ごはんの時間はいつも通り」など、ざっくりでOKなリズムの枠をつくる
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見通しを持てるように、「1日のスケジュール表」を一緒に作って貼るのもおすすめ
✋ 手先を使うあそび
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シール貼り、ちぎり絵、ペタペタスタンプ
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キッチンでのお手伝い(「ちぎる」「まぜる」「ならべる」など)
→ 指先を使うことで微細運動のトレーニングに
→ 「できた!」という達成感も生まれます
🏃♂️ 体を動かすあそび
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おうちサーキット(クッション飛び、くぐる、ジャンプ)
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スカーフジャンプ、風船バレー、風船キャッチ
→ 体の使い方やバランス感覚を養います
🗣 コミュニケーションを育てる
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お買い物ごっこ、レストランごっこ
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自己紹介ごっこ、「○○さんにどうぞ」と渡す練習
→ 言葉のやりとり、順番を待つ、相手の気持ちを考える練習になります
🎲 見通し・ルールの練習
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ボードゲームやカードゲーム(順番を守る・ルールを守る)
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お手伝い+ごほうびシールの仕組みも◎
→ 達成感や自己コントロール力が育ちます
■ ポイントは「やりすぎない」こと
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完璧を目指さない
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子どものペースで、「できたらラッキー!」くらいの気持ちでOK
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楽しくなければ、お休みしても大丈夫
おうち療育は、決して「がんばる場所」ではなく、
「楽しみながら、自然に育つ場所」であってほしいと、私たちは考えています
■ 最後に
長いようで、あっという間の夏休み
「できたこと」「楽しかったこと」が、きっとお子さんの自信につながります
そして、保護者の皆さんへ。
「困ったときは、いつでも私たちに相談してくださいね」
ひとりで抱え込まなくて大丈夫
私たちは、いつでもここにいます