ブルバが聞く|記録って誰のため?児発管フミくんの考え方|Blue Bird

「記録って、誰のためにあると思いますか?」


記録は、大切。
そう言われることは多いけれど、
「何のために書いているのか」まで立ち止まって考える機会は、
意外と少ないかもしれません

今回ブルバが話を聞いたのは、
Blue Birdの児童発達支援管理責任者・フミくん

支援の判断やチームの連携、その土台にある「記録」について
フミくんが大切にしている考え方を聞いてみました


対談スタート

ブルバ
今日はよろしくお願いします!
いきなりなんですけど……
記録って、誰のためにあると思いますか?

フミくん
よろしくお願いします
そうですね……一番に思うのは、
「子どもと、チームのため」かなと思います

記録って、どうしても
「書かなきゃいけないもの」
「あとでまとめる作業」になりがちなんですけど、
本来はその日の関わりを、次につなげるためのものだと思っています


代表
その「チームのため」って言葉、
フミくんはよく使いますよね
一人で判断しない、という考えにもつながる気がします


ブルバ
正直な話、
記録って大変だな……って思うこと、ありません?

フミくん
あります(笑)
忙しい日ほど、どうしても後回しになってしまいます

でも、あとで記録を読み返したときに、
「あ、このとき自分、迷ってたな」とか
「ここで立ち止まれてたな」って思えることがあるんです


代表
「迷ってた」って残っている記録、
実はすごく価値があると思っていて
うまくいったことだけだと、
次に困ったときに使えないんですよね


ブルバ
なるほど……
フミくんは、
記録があることで「助かった」と感じた場面はありますか?

フミくん
あります
たとえば、ある子への関わりがうまくいかなかったとき
その日の記録を見返すと、
別のスタッフが、
すごくいい関わりをしていたことが書いてあったりするんです

それを次の日に試してみたら、
子どもの反応が全然違った、ということもありました

記録がなかったら、
「うまくいかない」で終わっていたかもしれません


ブルバ
児発管って、
「決める人」「判断する人」って思われがちですよね

フミくん
そうですね
でも僕自身は、
みんなで考えるための“ハブ”みたいな役割だと思っています

記録があると、
「そのとき何が起きて、どう感じたか」を
チームで共有できる
そうすると、
「こういう見方もあるね」って話ができるんです


代表
正解を出す人、というより
「一緒に考え続ける人」ってことですね


ブルバ
フミくんは、
「人と人との信頼関係」を大事にしている印象があります

フミくん
大学時代に発達障害について学んで、
知識やスキルはもちろん大事だと思っています

でも現場に出て感じたのは、
人と人との関係がないと、
どんな支援も続かない、ということでした

記録も同じで、
「管理のため」だけになってしまうと、
人の気持ちや温度感が抜けてしまう

だから、
「なぜそう関わったか」
「そのとき何を感じたか」
そういう部分も残したいと思っています


ブルバ
お父さんとしての自覚も影響してるんですよね

フミくん
はい。
子育てをしてみて、
親としての不安や迷いを、
少しだけ実感するようになりました

だからこそ、
家庭と事業所が対峙するのではなく、
一緒の方向を向いて、子どもを見ていける関係でありたい

記録も、
その橋渡しの一つだと思っています


代表
親になってからの言葉は、
前より少し柔らかくなった気がしますね(笑)


ブルバ
最後に。
フミくんにとって、
Blue Birdらしい記録って、どんなものですか?

フミくん
完璧じゃなくていい記録、ですね

うまくいかなかったことや、
迷ったことも書いてある
でも、その先に
「じゃあ次、どうしようか」が見える

そういう記録が積み重なっていく場所でありたいです


まとめ 🕊️

記録は、
評価のためでも、
誰かを責めるためのものでもありません

迷いを共有し、
一人で抱え込まないための、
大切な支援の土台

フミくんの言葉から、
Blue Birdが大切にしている空気が、
少し伝わってきた気がします